皆様こんにちは。シグナス・ヴォーカル・オクテット代表の佐藤拓です。
さる4月30日(月・祝)、広島の流川教会にて最新CD『Unicornis Captivatur』の発売記念コンサート行い、114名ものお客様にご来場いただきました。また、この日先行発売したCDも40枚近くお買い求めいただき、終演後のサイン会も大盛況でした。ご来場くださった皆様、CDをご購入下さった皆様、誠にありがとうございました。
広島はシグナスにとっては特別な場所の一つです。8人のメンバーの内2人が広島在住、1人が広島出身で、前作アルバムの録音、お披露目コンサートも広島で行いました。また広島稲門会(早稲田大学のOB組織)の総会に依頼されて演奏をしたこともあり、振り返ってみればここ数年で何度も広島に集まっています。そういった縁深い場所でCD発売記念コンサートを行うというのは、なんとも自然な成り行きでした。
あとなんといっても広島は食べものが美味しすぎますね。美味しい、のではなく”美味しすぎる”のです。危険な街です。私は今回4泊5日で広島に滞在していましたが、滞在期間中美味しくないものが一つもありませんでした。デパートの上のフードコートですら美味しいのですから。
今回の最新CDの収録は昨年8月末、広島市東区民文化センタースタジオ1で2日かけて行いました。実はこの曲目を2日で録るというのは異次元殺法に近い荒業なのですが、録音エンジニアの新村拓哉氏(Leibniz Record)の卓越した技術に支えられて、なんとか編集を終えることができました。
ジャケットなどのトータルデザインは剪画作家の吉田健嗣氏にお願いしました。ジャケット写真のユニコーンの切り絵は吉田氏の作品、曲の歌詞「Alleluia canite(アレルヤと歌え)」がデザインに織り込まれているという拘りようで、メンバー一同一目惚れのデザインでした。
実は新村氏と吉田氏、かつてジャパンユース合唱団でシグナスメンバー8人と共に歌っていた合唱仲間なのです!今はお二人とも合唱はやっていないようですが、こういった才能と出会いコラボレーションできるというのは、合唱が紡いでくれたなんとも貴重な縁であることを感じさせてくれます。
まだまだ御礼を伝えたい方、言及したい方はたくさんおりますが、ひとまずこれにてコンサート終了のご報告とさせていただきます。
次回記事では、今回のコンサートのプログラミングをご紹介します。またCD収録曲の紹介も順次して行こうかと画策中です。どうぞご期待ください。
佐藤拓